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二木信・著 / しくじるなよ、ルーディ 

二木信・著『しくじるなよ、ルーディ』

二木信・著 / しくじるなよ、ルーディ   (二木信・著『しくじるなよ、ルーディ』)

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商品詳細

◆二木信・著『しくじるなよ、ルーディ』
ele-kimg book 002(税抜き:2200円)
A4並製 300ページ
2013年1月18日 発売
ISBN:978-4-906700-70-7

◆「日本のヒップホップを知りたければこれを読もう!105%RAP!」
『しくじるなよ、ルーディ』

ゼロ年代以降のこの国のラップ・シーンを追いながら、未来に向かって笑って生きる、ヒップでホップな日本のバカヤローの初評論集、ついに登場!!!! 20歳から原稿を書いてきた二木信が、この10年間、見て、聴いて、会ってきた音楽の記録。過去の原稿のベスト・セレクション、スラックやシーダをはじめ、キラー・ボングや田我流など、10本以上の貴重なインタヴュー記事のほか、書き下ろし原稿も収録! 日本のヒップホップを知りたければこれを読もう!!00年代以降の日本のヒップホップ重要作品60枚、書き下ろしレヴュー付きです。

インタヴュー収録→s.l.a.c.k./SEEDA/Killer-bong/田我流/環ROY/鎮座Dopeness/haiiro de rossi/MIC JACK PRODUCTION/SHINGO☆西成/MSC/DERELLA/PRIMAL/YAMAAN/DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカ

◆著者プロフィール

【二木信(ふたつぎしん)】
1981年、茨城県生まれ。音楽ライター。共編著に『素人の乱』、共著に『ゼロ年代の音楽』(共に河出書房新社)など。2013年1月末、00年代以降の日本のヒップホップ/ラップをドキュメントした単行本『しくじるなよ、ルーディ』を刊行。

◆目次

■ 序文 暗黒時代のファンキー宣言

■ 第一章 Stay Street

日本のアンダーグラウンド・ヒップホップはアウトサイダーのオアシスである!
――日本のヒップホップの逆襲 

〈ブラック・スモーカー〉と〈フューチャー・テラー〉が激突した素晴らしい一夜!
――ブラックテラー、ライヴ・レポート

ストリートの不良が志向するアヴァンギャルドの凄み
――〈ブラック・スモーカー〉序論

Bガールの逆襲 Return Of The B-GIRL
――注目のフィメール・ラップ・グループ、デレラについて

“生きる”勇気
――ビッグ・ジョー論

“何が歌われるかではなく、いかに歌われるか”、もう少し耳を澄まそうではないか
――ランキン・タクシー「原発ガッカリ音頭」論争から考える

ラッパーズ・デライト・アゲイン
――スラック、ロング・インタヴュー

■ 第二章 On The Road

しくじるなよ、ルーディ
――デモで逮捕されてもたいしたことはない!

祭りの余波はまだ続く
――ゼロ年代前半のサウンド・デモ、レポート

URと靖国
――アンダーグラウンド・レジスタンスは九段下のグルーヴを巻き起こす!

「お前はダイアナ・ロスを知ってるか?」、公安警察の取調べは面白い!
――二〇〇五年八月一五日、靖国神社で逮捕されて

ゼロ年代の知性派ハードコア・ラッパーに訊く
――プライマル『眠る男』について

MSCが描く逃走の線
――MSC『新宿Street Life』の素晴らしさについて

新宿拡声器集団の闘争のアジテーション
――二〇〇六年、『新宿Street Life』発表直後のMSC、ロング・インタヴュー

シンゴ☆西成と西成を歩いた!
――ゲットー・ラッパー、シンゴ☆西成、インタヴュー

ぞうきんちゃうぞ人間は!
――シンゴ☆西成の『I・N・G』について

「民のドミノ」でひっくり返せ!
――DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカに会いに沖縄に行った

沖縄の思い出
――ピース・ミュージック・フェスタ! 辺野古2010 ~辺野古の海から世界が見える~体験記

平岡正明が残したファンキーな問い
――平岡正明追悼文

共闘はいらない
――ザ・ブルー・ハーブのDVD『THAT’S THE WAY HOPE GOES』を観て考えたこと

「個を掘り下げることが国や社会の実態を暴くことになると考えたんです」と田我流は言った
――田我流、インタヴュー

ファンキーなどんちゃん騒ぎ
――二〇一〇年のなんとかフェス、体験記

お前はお前の祭りをご機嫌にやり続けるしかない! 
――『エド&じゃがたらお春Live』ライナーノート

音楽と反原発
――二〇一二年のサウンド・デモ進化論

「ポスト・アフターフューチャー、アフロ・キュービスト、ブラックホール、ピカソ、オリエント気質の孵卵器/放送電波状のお守りにさようなら」
マイク・ラッド『ノスタルジレイター』について

■ 第三章 Another Way

何かを追い求めたいわけじゃないが、追い求めてみたい
――MSC、K・ボム、ジューベーの音とことばと媚びない態度がかっこいい!

「俺はアンダーグラウンドじゃねーもん。実験さ」
――二〇〇八年、稀代の芸術家、キラー・ボング、インタヴュー

イカレタ実験主義者の挑戦
――二〇一一年、ますます実験に挑戦しつづけるキラー・ボングに突撃インタヴュー

コズミック・レベル・ソウル
――ダモ鈴木&キラー・ボング『Killer-Damo』[Limited Edition]ライナーノート

ルードボーイと野蛮なインテリの激突
――ザ・レフティ×伊東篤宏×山川冬樹『live@asia』ライナーノート

サイケデリック・アヴァン・ジャズの世界にようこそ
――鈴木勲×キラー・ボング『Killer-Oma at BlackTerror』コメント

『12 Seasonal Music』、このビート・ミュージックはどこまでも美しい
――降神が主宰する〈テンプル・ATS〉のトラックメイカー、ヤマーンのデビュー作について

彼らのグルーヴには特別な輝きがある
――アース・ノー・マッド『MUD DAY』とDJハイスペック&J.T.F『Round Here:MIX TAPE』を聴け!

ヒップホップ・アゲインスト・レイシズム
――ハイイロ デ ロッシ、ロング・インタヴュー

官能と情熱のソウル・ミュージック
――シーダ feat. イル・ボスティーノ、エミ・マリアの「Wisdom」はセクシーだ

シーダの大いなる夢
――引退発表直後のシーダ、ロング・インタヴュー

「なぜインテレクチュアルだとセクシャルになれないんだ?」
――コモン『ライク・ウォーター・フォー・チョコレート』の問いかけ

■ 第四章 Make Each Path

アンダーグラウンドではなくインディペンデント!
――〈ポップグループ〉のポップへの野心

マルチ・カルチュラル・ジャパニーズ・ラップ
――シック・チームの魅力

札幌の男たちは燃えている
――『Universal Truth』発表後のマイク・ジャック・プロダクション、インタビュー

「悪夢とモラルをシェイク」するダブ・ファンク・ロック
――スカンク・ヘッズ『Anti-Hero』にぶっ飛ばされた

怠け者、レペゼン!
――鎮座ドープネス『100%RAP』について

その日、彼は缶ビール片手にフラフラとステージに登場した
――鎮座ドープネス、インタヴュー

ハード・トーク
――日本語ラップをめぐる環ロイとの超ロング対談

フリースタイル・バトルが熱い!
――Ultimate MC Battle 2006 Japan Final Grand Champion Ship “The Judgement Day”、レポート

PSG・サイエンス・フィクション
――PSG『David』について

■ あとがき

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