日米韓からの総勢20名以上に及ぶ豪華ラッパー陣の参加もさることながら、Flammableと手を組んだ堂々たるクオリティで大きく抜きん出た『Ashes To Ashes』から半年あまり。OJ BEERT SIMPSON as DJ BEERTが再び放つコラボ企画第2弾は、東京のヒップホップシーンを中心に近年着々と足場を築くGradis Niceとの共作が実現!! N.Y.に拠点を移し、黒さに磨きをかける彼のサウンドに合わせたMC勢のコーディネイトは、今回も鉄壁。もはやおなじみ5lackをはじめ、『FL$8KS』で新世代の急先鋒となったFla$hBacksのFebb as Young Mason、トップ集団BCDMGのフックアップで話題のJazee MinorやYoung Freez、そしてソロはもちろんHOOLIGANZでも気を吐くマルチリンガルMCのTAKUMA THE GREATと、シーンのネクストを切り開く面々が集結した。さらにGORE-TEX(NITRO MICROPHONE UNDERGROUND)が加わったリミックスやボーナスビートまで添え、『JUICE TIME EP』がリスナーの身を浸す。
1. Cool Gee (feat. Febb as Young Mason)
2. It’s Been A While Pt.1 (feat. Jazee Minor, Young Freez & TAKUMA THE GREAT)
3. 俺のテンポ (feat. 5lack)
4. Magic Love
5. Outro
6. Bonus Track : Cool Gee Remix (feat. Febb as Young Mason & GORE-TEX)
7. Bonus Track : It’s Been A While Pt.2 (feat. Jazee Minor, Young Freez & TAKUMA THE GREAT)
DJ BEERT :
’85年にタンザニアに生まれ、12歳の時に来日。’02年にDJとしてキャリアをスタートさせ、都内を中心にレギュラーイベントやイベントを主催するなどしてスキルを磨いていく。そして’09年自らの手でSAVANNA TOKYO PRODUCTIONを立ち上げ、自身名義でのミックスCDやアーティストへの楽曲提供、練マザファッカーに所属する若手ハードコアラッパーT2KのライブDJ、さらにレコーディングエンジニアといったDJだけに留まらない活動を本格化。2011年3月に日頃から親交の深いジャパニーズヒップホップシーンの第一線で活躍するラッパーたちを一躍に介した『DJ BEERT DUBXCLUSIVES VOL.1』を発売し、一躍アンダーグラウンドシーンでその名を轟かせる。それに続いてLB & OTOWAやBANといった新進気鋭のラッパー達によるフリーダウンロードミックスも立て続けに手掛けインターネット上でも話題を呼ぶ。また、USのトップラッパーであるRAEKWONとアメリカの老舗レーベルRAWKUSと契約を結ぶという快挙を成し遂げた後に帰国を果たした、現在シーンにおける再注目ラッパーであるKOJOEの音源をミックスした『Asian Linx』や2012年9月にドILLなビートメーカーFlammableとタッグを組み、総勢20名以上の凄腕MC達が参加した『ASHES TO ASHES』を発売するなど、既成の枠にハマらない広い視野を持った精力的な活動を次々に展開。まぎれもなく次世代のシーンにおける重要ポストを担うであろうDJ、それがDJ BEERTである。
Gradis Nice :
1984年生まれ。1999頃からDJとして活動を始める。2002年には地元大阪でCoe- la- canth(5MC3DJ)を結成し、2005年にはINCREDIBLE BEATBOX BAND(AFRA,啓,K- MOON)としても世界標準での活動を始める。2009年にリリースされたTHE SEXORCIST Presents B.D./KILLA TURNER & NIPPS/ROBERTA CRACK「BLACK RAIN」では、メインプロデューサーを務める等、DJ、PRODUCE、BEATBOXを担うマルチプレイヤーである。