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Fake? x MA$A$HI / ForMula [CD]

MEDI-1006"

Fake? x MA$A$HI / ForMula [CD]  (MEDI-1006")

販売価格(税込)
¥2,160
在庫状態 : 売り切れ
売り切れ

商品詳細

Artist : Fake? x MA$A$HI
Title : ForMula
Label :
仕 様 : CD

『ヴァルハラ』の衝撃から9年。
エレクトロニカからハードコアまでを 血肉とした
アングラヒップホップの異形、8th wonderの2/3、
Fake?とMA$A$HIがタッグを組んで、
再び新しいページを繰り始める。

Fake?の焦燥は、311を経て、また別の形を取った。
熱を匿いながら醒めているそのライミングを、MA$A$HIの
冷たいビートがコーティングする。

本作のリリックの多くは2010~2012年の間に書かれたものだ。
寓話形式のリリックを追求するFake?は、従来のヒップホップの
一人称の私語りではなく、物語世界の登場人物の視点から
綴るリリックも多い。それは311の影響を受けて書かれた、
新しい命を迎える男の心境を描いた「Onomatopeace」、
ネグレクトのシングルマザーがヨガに目覚め平穏な生活を
取り戻す「Yoganic」、アンドロイドとエイリアンと
アナログな人間が、汚染された地球を離れ他の星を探しに行く
「A+A+A」などにも顕著だ。その他にもエモーショナルなビートに
Seiをフィーチャリングし、一方でラッパー側からの苦しみを、
他方で声を失った女性ブロガーの妬みを二つの視点から描いた
「Envy」や、Meiso率いるMedetativeクルーのMCたちを
総動員したソウルフルなビートのポッセカット「Experi-Mental」
なども聴きどころ。

一方のMA$A$HIの ビートは、ピアノネタとブレイクビーツによる
サンプリングの美学を追求した前半から、電子音を多用したスペイシーな
後半へ向かって表情を 変えながら遷移する。Fake?のラップ曲と
ビートテープのようなMA$A$HIのインストビートが交互に現れる構成の本作は、
両者のトーンが 相まって、全編通して渋く抑えたサウンドに貫かれている。

TRACK LIST

1.イン-吐露-ダクション[inst.]
2.Final Colorz feat. Authentic
3.夜中にフロアーでぼくはきみに話しかけたかった[inst.]
4.Envy [Be End] feat. Sei
5.緑の中の青[inst.]
6.Free Style
7.懐古厨[inst.]
8.Experi-Mental feat. Meiso, Kuroyagi, 2RABU, キダハシヤ, Candle & MA$A$HI 9. 深夜48時間目[inst.]
10.Onomatopeace
11.ビトウス・ボルヘス・睦郎[inst.]
12.Slow Weather feat. KSK & MA$A$HI
13.転ばぬ先の1拍目[inst.]
14.Yoganic
15.幻遠視[inst.]
16.A+A+A [Analog x Android x Alien]
17.アンタイトルド[inst.]

〜Fake? x MA$A$HI PROFILE〜
Fake?(フェイク)
1977年生。千葉県出身。ビートメイカー兼MCのMA$A$HI、MCのKSKと2000年に結成した8th wonderの一員としてマイクを握り、2007年の 『焦燥EP』、2009年のアルバム『ヴァルハラ』をリリース。その後も、ビートメイカーAuthenticとのユニット「Rare Metal Corpse」や、ビートメイカーEeMu とのユニット「BUDDHA SLAVE」名義でも活動し、それぞれアルバムをリリース(後者の『Quarter Men』はLOW HIGH WHO?からのリリース)。
MA$A$HI(マサシ)
1975年生。〈ゲンロン 佐々木敦批評再生塾〉初代総代。批評家/ビートメイカー/ラッパー。『ele-king』や『ユリイカ』誌などで音楽批評中心に 活動、『ゲンロンβ』で「アンビバレント・ヒップホップ」連載中。ビートメイカー/ラッパーとしては8th wonderやImmigrate Usでの活動の他、直近で はMA$A$HI名義でMeisoのアルバム『轆轤』をプロデュース。主著に『ラップは何を映しているのか』(大和田俊之氏、磯部涼氏との共著)。

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